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従業員満足度調査(ES調査)の
効果的な実施方法とは?
作成日 2022年2月17日 / 更新日 2022年2月17日
従業員満足度調査(ES調査)を実施するには、どのようなやり方があるのでしょうか。従業員満足度調査に対して掛けられる人的リソースや予算など企業によってそれぞれ状況が異なります。効果的に実施するためには、まず自社にあった実施方法を検討することが大切です。
従業員満足度調査(ES調査)を実施する方法について
従業員満足度調査は1度実施すればいいものではなく、継続して実施し調査結果をもとに改善を図っていく必要があります。その場合に大切なのは会社の状況に合った方法を選択するということです。さてどのような調査方法があるのでしょうか。大きく分けると2つの方法があります。
1.外部調査サービスへ委託
まず1つ目の方法は従業員満足度調査を取り扱っているリサーチ会社やコンサルティング会社に委託する方法です。アンケートの実施・集計・分析を一挙に任せられるメリットがあります。従業員満足度調査を専門としているため、安心して任せることができるでしょう。やはりデメリットはコストが大きくかかることです。そしてコストがかかる分、社内での検討や稟議など導入に時間を要することも加味しなければなりません。
2.社内で対応する
次に2つ目の方法として自社内で対応する方法です。予算を掛けられなかったり、従業員数が少なかったりする場合、金額面では外部に委託することは難しいです。その場合は社内でアンケートの作成から実施まで対応することになります。ある程度課題に応じたアンケート設計・分析を行うためのノウハウが必要です。ただしコストが抑えられることは一番のメリットと言えるでしょう。また一度得たノウハウは企業の知的資産となることも含めて検討したいところです。
どちらにも決めかねる場合、まずはトライアルとして社内で対応してみる方法もあります。一通り対応した結果が後の判断材料となります。「継続して社内でできそうか」それとも「外部に委託した方が良いか」を結果を踏まえて検討すると良いでしょう。
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WEBアンケートツールを利用した従業員満足度調査(ES調査)
社内リソースや費用の面でできるだけ負担の少ない仕組みにすることが継続して実施していくための大切なポイントです。そこで検討したいのはセルフ型WEBアンケートツールの導入です。
セルフ型アンケートツールを利用する一番のメリットは費用が抑えられること。アンケートの実施・集計・分析を自社内で対応する必要があるため、難しく感じるかもしれません。専門的な知識がなくてもアンケートの作成・実施・集計ができるように設計されています。
WEBアンケートのメリットとは?
従業員満足度調査に限らずさまざまな場面でWEBアンケートは活用されています。したがって一般的なアンケートシステムにはスムーズに調査を実施するための便利な機能を備えています。WEBアンケートシステムを導入する上で知っておきたいメリットを次に挙げます。
アンケートURLを配布するだけで実施ができる
従来の紙で行うアンケートでは作成してプリントアウト、社員に配布して回収というプロセスがありました。WEBアンケートは自動で発行されるURLを対象者に送るだけのワンステップで完了します。
URLを記載したメールで告知したりコミュニケーションツールなどで共有すれば短時間で調査をスタートすることができます。
空いた時間にいつでも回答できる
WEBアンケートはパソコンはもちろんのこと、スマートフォンでも回答しやすいよう設計されていることがほとんどです。一般的にWEBアンケートは回答率が高いことで知られています。時間や場所を制限することなくアンケートにアクセスできるためです。業務の合間など空いた時間を利用して回答ができるようツールを選択することも重要なポイントです。
リアルタイムで回答内容を確認できる
従業員の回答内容はリアルタイムで確認できます。システム内にデータが反映されるので回答がどれくらい集まったか、進捗状況を確認することができます。回答状況が思わしくない場合は、未回答者にリマインドメールを送って回答を促すようにします。
集計した内容をエクセルでダウンロードできる
回収した回答内容は画面上で確認することができるほかデータはWEB上に自動で生成、管理されています。回答内容がまとまったデータをダウンロードするだけですので集計にかかる時間を大幅に削減できます。時間がかかる単純作業は自動化して効率的に調査ができるのはアンケートシステムの大きな特徴と言えます。
過去のデータを保存できる
アンケートデータはシステム内に保存されているため、いつでも閲覧が可能です。過去に実施した従業員満足度調査のデータとの比較ができることも便利です。
アンケートをコピーできる
同じ内容の従業員満足度調査を実施する場合、アンケートの内容をコピーすることで継続して実施できる仕組みになっています。また過去のアンケートをベースとして質問内容を手直ししたい場合もWEB上でカンタンに設定できることもメリットの一つと言えます。
従業員満足度調査(ES調査)はどうしても時間がかかるため、自分の会社に合った運用方法を検討することが大切です。WEBアンケートツールは導入することで1度の調査にかかる時間を大幅に削減できます。その分データの分析やその後の改善や対策にしっかりと時間を充てるようにしていきたいものです。
まとめ
セルフ型のWEBアンケートツールを使うと、費用を抑えて従業員満足度調査(ES調査)を実施できることがわかりました。ツールを導入することで「費用」「時間」を双方同時に抑えられることは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
従業員満足度の向上があらゆる面でメリットをもたらすことが実証されている今、大企業のみならず中小企業での実施も増えています。 自社に適した調査方法で継続して取り組み、従業員満足度向上を図っていきましょう。
この記事のライター
スマサーコラム編集部
スマサーコラムはセルフ型アンケートツールsmilesurvey(スマイルサーベイ)を活用した、リサーチに関する情報や課題解決に役立つコンテンツを発信しています。