smile survey COLUMN
担当者必見!
インタラクティブな
ウェビナーを
実現するリアルタイムアンケート
作成日 2023年10月23日
更新日 2023年10月23日
はじめ
ウェビナー開催後に実施するアンケートには非常に重要な役割があります。
マーケティング用語のひとつに「ナーチャリング」という言葉がありますが、これは見込み客(リード)の「育成」を意味する言葉です。つまりリードを育成し"顧客"に育てることを「リードナーチャリング」と表現します。
リードナーチャリングのための有効な手段として挙げられるのが「アンケート」の実施です。
アンケートによってリードの潜在ニーズを把握し、要望に合致した商品やサービスを提供することで、顧客獲得に繋げることができます。
他にも開催したウェビナーが参加者にとって満足いくものであったかなど、直接的に声を聞くチャンスでもあります。海外に比べ日本ではウェビナーが一般的になってから日が浅く、まだまだ問題点を抱える企業も多いでしょう。
アンケートの実施によりウェビナーへの評価を得ることで、課題を見出し内容の改善に繋げることができます。
以上のことからもウェビナー開催後のアンケートはなるべく速やかに実施すべきです。
また本コラムではウェビナー実施で陥りやすい悩みやアンケートツールを使った活用シーンなども紹介します。
これからウェビナー開催を控えている企業や、より質の高いウェビナーを実現したいと望んでいる方はぜひ参考にして下さい。
ウェビナーで陥りやすい悩み
ウェビナーはweb上でセミナーを開催できるため、手間やコストを大幅にカットしながら大規模集客ができます。
また開催場所や参加人数などの制約もなく開催側にとってはメリットとなる部分も多くあります。
しかし実際に開催してみると、予期せぬトラブルが起きたり想定外の事態が発生したりとさまざまな悩みを抱えている企業も少なくありません。ウェビナー実施でよくありがちな問題点を3つのフェーズに分けて紹介します。
事前準備について
事前準備の段階でよく挙げられる悩みとしてはウェビナーの準備に時間がかかるということです。ここ数年で一般的になったウェビナーですが、用途に応じてさまざまな配信形式とられています。
- リアルタイムで配信
- オフラインセミナーをリアルタイムで配信
- コンテンツを事前に作成して配信
顧客との接点作りの一つとしていざウェビナーの開催を検討します。
当初は内容を決めて日時を決めて配信、といった簡単なステップを想像しがちです。
実際に準備を始めると想像以上に時間が必要なことがわかります。大まかに挙げるとウェビナーで扱うテーマの選定、機材の準備、説明に使用する資料の作成などの作業です。
ウェビナーを進めるにあたり資料の作成は必要不可欠です。
参加者はパソコンやスマートフォンなどのモニターを介して資料を見るため、できるだけわかりやすくすることが重要です。視認性が低い配色だったり、文字が多かったりすると内容に集中することができず、途中で離脱する人が増えてしまいます。口頭での説明も交えて進めていくため資料が煩雑になっては参加者を混乱させてしまいます。
1ページに配置する文字量を絞ったり、図や表を効果的に使いメリハリをつけることを心がけましょう。事前に収録した動画を配信する形のウェビナーでも進行に応じてグラフや表などの画像を差し込んだり、テロップを付けたりと参加者が趣旨を理解しやすいよう工夫することが大切です。
またオフラインセミナーを配信する形式でのウェビナー場合には、会場での機材の準備にも時間を割かなくてはいけません。オフラインセミナーの場合は会場に参加者がいるためプロジェクターを使い投影する方法が一般的です。それをウェビナーとして撮影・配信する際には会場の環境による影響も考慮しなければなりません。プロジェクターで投影したものを撮影するのではなく資料を画面共有すると安心です。
満足度の高いウェビナーは総じて進行がスムーズです。参加者の離脱を防ぎ、満足してもらえるようしっかりと準備することが重要です。ひと通りの流れを参加者の目線で確認した上で本番にのぞみましょう。
ウェビナー実施時について
参加者の温度感を把握しづらい
多くのウェビナーで参加者はカメラやマイクをオフにして参加します。そのため主催者は参加者の姿や視聴の様子が確認できません。「説明がきちんと伝わっているか」「理解をしてもらえているか」といった温度感が把握しづらいことが難点です。
実際に顔を合わせるオフラインのセミナーに比べてウェビナーでは参加者との心理的な距離感を縮めることが課題となります。そこで開催前にあらかじめ要望や質問をヒアリングしたり、開催後には感想や意見をもらう目的でアンケートを実施します。
上記以外にも参加者とのコミュニケーションを積極的に取ることが大切です。ウェビナーの進行中にもzoomやmeetにはリアクション機能を使って、参加者の反応を見ることができます。適度にリアクションを求めることで、一体感をもたらす効果もあるのでうまく活用したいところです。
さまざまな接点を増やし、参加者にウェビナーをより「自分ごと」として捉えてもらう。その上で開催するウェビナーは主催者、参加者の双方にとって有意義なものとなるでしょう。
セミナー開催後について
ウェビナーで集めた見込み客に対して接点を作っていくことが次のステップとなります。
見込み客が自発的に参加するウェビナーですが、サービスや商品に対してどれくらい興味があるのか詳細な情報を掴むことはできません。「ウェビナーに参加した」というだけでは状況を把握することは難しく次のステップに進められない場合があります。
例えば競合他社との比較をしている状況であれば、他社に先んじていち早くアプローチする必要があります。
一方、情報収集の段階にある見込み客に対して性急なアプローチはかえって逆効果です。長いスパンで時間をかけてリードナーチャリングする方が適切でしょう。
ウェビナーで集まった見込み客は少なくとも商品やサービスに多かれ少なかれ興味がある状態と言えます。見込み客を選別して適切なアプローチをとっていくことが求められます。
そのための判断材料としてウェビナー開催後にアンケートを実施して顧客の情報を集めます。集まった情報をもとに営業計画を立てます。確度の高い見込み客を優先してアクションすれば効率的に営業プロセスを進められます。
また将来的にホットリードとなりうる見込み客が把握できれば売上予測に有用なデータとなるでしょう。
コストも時間もかかるウェビナーだからこそしっかりとデータを収穫できるよう事前準備、ウェビナーのクオリティ担保、開催後のデータ収集まで綿密に計画して実施したいものです。
ウェビナーでのアンケートツールの活用シーン
アンケートツールはさまざまなシーンで利用することができます。参加者の感想を聞くためのアンケートはもちろんのこと、ウェビナー開催の前後においてもさまざまな使い方ができます。
ウェビナーの質を向上させるためにも積極的に活用しましょう。
ウェビナー開催前
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申し込みフォームとして活用
アンケートツールを活用しウェビナーの申し込みフォームを作成できます。
アンケートツールにはたくさんの設問パーツが用意されています。セミナー希望日を単一選択で選んだたり、参加理由や基本情報の入力には自由回答のフォームを使うことができます。
またアンケートツールの「集計機能」は大きなメリットの一つ。参加希望者の抽出も集計機能を使うことで自動的にエクセルにまとめてデータ化が可能です。参加希望者へのウェビナーの案内はデータをもとに抽出すればよいため非常に効率的です。
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事前アンケート
参加者に向けて、ウェビナー開催前に事前アンケートを送付できます。参加を決めた理由や現在抱えている悩み(疑問点)、またウェビナーを通してどんなことを学びたいのか?など。参加者の状況を事前に把握しておくことでウェビナー内で取り上げることができるため、顧客獲得に繋がる可能性が広がります。
ウェビナー開催後
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終了後アンケート
事前にアンケートツールでウェビナーについてのアンケートを作成しておきましょう。ウェビナーの終了後すぐに実施することで記憶が鮮明なうちに回答してもらうことができます。
回答率を上げるためには選択形式をメインとして作成することが望ましいですが、満足度や理解度について具体的な意見を聞くことも大切です。参加者の声を聞くことができる貴重なチャンスですので任意回答として自由回答欄を設置するのもよいでしょう。
回答率を上げる対策として、ウェビナー資料や動画などのインセンティブを用意することもおすすめです。
このようにアンケートツールはウェビナーの実施から終了までさまざまな用途に利用できます。1つのツールで幅広く活用できるためコストパフォーマンスも高いと言えるのではないでしょうか。
またセミナー・ウェビナー後に実施するアンケートは、アンケートツールのテンプレートを利用することで手軽に実施ができます。下記コラムでは作成前や作成時に押さえるべきポイントやテンプレートの活用方法なども紹介していますのであわせてご覧ください。
「セミナー・ウェビナー後の参加者アンケートに!今すぐ使えるテンプレートと活用方法をご紹介」
リアルタイムで結果を共有してインタラクティブなウェビナーを実現
ウェビナーをリアルタイム配信する場合、ウェビナー中にアンケートツールを活用することでその場でフィードバックを収集できます。また投票ツールとして活用しリアルタイムで理解度を把握したり、ウェビナー中に質問を受け付けることもできます。
よくウェビナー実施時に質問を求める呼びかけをすることがありますが、参加者の中には質問することにためらう人も少なくありません。アンケートツールを経由して集めピックアップすることで、その場で参加者の疑問を解消できます。参加者にとってもチャットツールのように気軽に質問をすることができるためメリットとなります。
さらに回答結果を自動集計することもできるため、ウェビナー実施中に投票結果を共有しながら進めることができます。ウェビナーはどうしても参加者との距離を感じやすいため集中力も途切れやすく、その結果途中離脱を招く恐れもあります。なるべく参加者との接触機会を設け、モチベーションや集中力を保つような工夫を心がけましょう。
まとめ
ウェビナーは低コストで工数をかけずに気軽に実施ができます。今まで難しかった地方都市や海外に住む人を顧客として取り込むことも可能です。
参加者の満足度を高めるためにも、問題点を想定した事前準備を行いスムーズな実施を心がけましょう。
また質の高いウェビナーを開催することによって評判を得ることができ、さらに顧客獲得に繋げることもできます。
アンケートツールの機能をうまく活用しながら、インタラクティブなウェビナーを実現しましょう。
弊社のセルフ型アンケートシステム「smile survey」では、アンケートの作成・実施・集計まですべての標準機能を無制限でご利用頂けます。
またシーンを想定したテンプレートも複数用意しており、カスタマイズするだけで手軽にアンケート実施が可能です。
短期間で利用できるプランやトライアルも用意していますので、ぜひ利用を検討してみて下さい。
この記事のライター
スマサーコラム編集部
スマサーコラムはセルフ型セルフ型アンケートツールsmilesurvey(スマイルサーベイ)を活用した、リサーチに関する情報や課題解決に役立つコンテンツを発信しています。