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GoogleフォームのSalesforce連携における限界とデメリット

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無料で使えるGoogleフォームをアンケートとして活用している企業も多いと思いますが、集めたデータの管理はどうしていますか?

Googleフォームは無料で利用ができる非常に優秀なツールですが、Salesforceとの親和性は高くありません。CSVエクスポートを使い手動でデータを移行したり、外部の連携サービスなどを無理やり挟んで利用したりしている企業も多く、作業が一元化できないデメリットもあります。ビジネスが拡大すればするほど、運用の「限界」に直面しがちです。 

「無料だから」と現在の運用を継続していると、データの同期エラーに追われたり、手作業による移行ミスが発生したりと、無駄な工数は膨らむ一方です。 また社外ツールに顧客の回答データを一時的にでも保持することになるため、企業のセキュリティポリシーやガバナンスの観点から不安が残るケースも少なくありません。

そこで本コラムでは、Googleフォームの運用で多くの企業がぶつかる「5つの壁」を徹底解説します。なぜSalesforce連携アンケートツールに乗り換えるべきなのか、その理由も詳しくご説明します。アンケートをビジネスに活かすためのヒントとしてぜひご参考ください。

あわせて読みたい:[Salesforceアンケート機能とGoogleフォームを徹底比較]

Googleフォーム×Salesforce連携で多くの企業が直面する「5つの壁」

無料で使える便利なGoogleフォームですが、Salesforceとの連携を前提とした場合、どうしても思い通りにいかない「壁」が立ちはだかります。多くの企業が直面する5つの限界を見ていきましょう。 

CSVによる「手作業のインポート」にかかる工数とリスク 

GoogleフォームとSalesforceは、標準機能では直接連携することができません。データを移行する最もシンプルな方法としてCSVを使ったインポートとエクスポートがありますが、この作業を毎回行うことは現場にとって大きな負担となります。

アンケートの回収頻度や回答数が多ければ多いほど、作業時間は膨らみます。さらに手作業である以上、データの移行漏れや上書きミスなどを完全に防ぐことは難しく、常にヒューマンエラーのリスクを抱えることになります。

外部連携ツール(iPaaS)による「サイレントエラー」と監視の負担

手動ではなく、外部の連携サービスを使って自動化を試みている企業も多いでしょう。例えばZapierなどの外部ツールで繋いだ場合、Salesforce側の項目設定が1箇所変わっただけで連携が止まります。しかも、Googleフォーム上では「送信完了」に見えるため、データが消えていることに数日間気づかない「サイレントエラー」のリスクがあることを1行追記します。これでシステム担当者の「ひやっとする心理」を掴めます。

既存の顧客データとの紐づけの限界

アンケート結果をSalesforceに蓄積する最大のメリットは、「どの顧客が、どのような回答をしたか」を既存の顧客情報と紐づけて一元管理できる点です。

しかし、Googleフォームの回答データは、Salesforceのオブジェクト構造に合わせて自動で綺麗に紐づいてくれません。連携させるためには、メールアドレスの一致確認や重複データの排除(名寄せ作業)など、結局は人間の目で確認して手作業で対応する必要があり「完全な自動化」とはほど遠い運用になりがちです。

特に複数の窓口から集まった回答者情報を既存の顧客データと正確に紐づける『名寄せ』の精度は、ツール選定時に見落とされがちなポイントです。重複を防ぎながら名寄せできるツールかどうか、事前に比較しておくと安心です。

あわせて読みたい:[Salesforce連携のアンケートツール比較|重複を防ぐ名寄せ方法]

タイムリーな通知が受け取れない

Salesforceに最適化された連携ツールを使っている場合、データが入った瞬間に担当者へ通知を飛ばしたり、回答内容に応じたフォローメールを顧客に自動送信したりといったフローが瞬時に動かせます。

しかし、Googleフォームからのデータ移行(手動インポートの待ち時間や外部ツールの同期遅延)では、どうしてもタイムラグが発生します。アンケート回答直後といういちばん熱量の高いタイミングを逃してしまい、営業の迅速なアプローチや、クレームへの即座な対応が難しくなるというデメリットがあります。

セキュリティやガバナンスの懸念

アンケートには、顧客の氏名やメールアドレスなどの個人情報だけでなく、自社サービスに対する本音の評価や要望など、機密性の高い情報がたくさん含まれています。

Googleフォームを利用することは、Salesforceという堅牢なセキュリティ環境の外(Google側のサーバー)に、一時的にでも重要な顧客データを保管することを意味します。企業のコンプライアンスやセキュリティポリシーが厳格化する昨今において、「機密データを社外ツールを経由させて管理する」ということ自体が、ガバナンス上の大きなリスクや不安要素になってしまいます。

こうしたセキュリティ・ガバナンス面の不安を解消するには、乗り換え候補のツールが日本語サポート体制やセキュリティ基準など自社の要件を満たしているかを事前に見極めることが重要です。国産・海外ツールの違いを比較しておくと、選定の失敗を防げます。

あわせて読みたい:[Salesforce連携アンケートツール5社比較|日本語サポートとセキュリティ要件で選ぶ国産・海外ツールの違い]

限界を感じたら?Salesforce連携ツールへ乗り換えるべき理由

前項で挙げた「5つの壁」を根本から解決し、回答データをビジネスに活かすためには、Salesforceに連携可能なツールに乗り換えるべきです。実際に専用ツールを導入したことでどのようなメリットがあるのか解説します。

手作業ゼロ!直接連携でデータ移行エラーの心配なし

Salesforceに連携可能なツールは、その名の通りSalesforceとシステムがもともと直結しています。そのためCSVによる手動のデータ移行作業はもちろん、外部ツールを使った作業も一切必要ありません。アンケートの作成からデータ格納までが一元化できるため同期エラーなどの監視に時間を割く必要もなく、ミスやリスクをほぼゼロにできます。

「自動フロー」が即時起動

データがリアルタイムかつダイレクトにSalesforceへ格納されるため、Salesforceが持つ強力な自動化機能を最大限に活かせます。

 例えばアンケートで「満足」と答えた顧客には「紹介プログラムのご案内メール」を自動送信し、「不満」と答えた顧客がいた場合は「担当営業へChatterやSlackで即座にアラートを飛ばす」といったアクションがタイムラグなしで実行可能です。顧客の熱量の最も高いタイミングを逃さず、迅速なアプローチが実現します。

こうした即時アクションは、展示会やイベントで獲得したリードのフォローにも効果を発揮します。その場で見込み度を見極めるBANT(予算・決裁権・必要性・導入時期)に基づいた設問設計ができていれば、連携後の営業アプローチもより精度が高まります。

あわせて読みたい:[展示会アンケートの設問例とサンプル|回収率を高めるBANT設計]

既存の顧客データと自動で紐づく

アンケート回答者が入力したメールアドレスなどをキーにして、Salesforce内の「リード」や「取引先責任者」のレコードを自動で探索します。既存の顧客情報に対して、今回のアンケート回答結果を自動で綺麗に紐づけてくれます。データが重複してSalesforce内が荒れることもなく、また人間の目による確認作業も不要になります。 

アンケート画面のデザインや機能性の向上

Googleフォームは手軽ですが、デザインのカスタマイズ性には限界があります。企業の公式アンケートとして送る際、フォームの見た目によっては「信頼性」や「回答率」に影響が出ることも少なくありません。 専用ツールであれば、企業のブランドイメージに合わせたデザインのカスタマイズが容易です。テーマカラーはもちろん、企業ロゴを入れて信頼性を高めることもできます。さらに、「前の質問で『はい』と答えた人にだけ、この質問を表示する」といった高度な条件分岐も設定できるため、回答しやすいアンケート作りができ、回答者の負担を減らしながらより質の高いデータを集めることができます。

直接Salesforceへ保存、管理が一元化

セキュリティ面において、専用ツールの最大の強みは「回答データをSalesforce(またはそれに準ずる強固なサーバー)に直接書き込める」点です。 Googleフォームのように、社外の別サーバーに顧客データや機密情報を一時保存するステップが発生しません。世界最高峰であるSalesforceのセキュリティ・ガバナンス環境をそのまま利用してアンケートを運用できるため、厳格なコンプライアンスが求められるBtoB企業でも、安心して運用を開始・継続できます。

あわせて読みたい:[Salesforceでアンケートを実施する方法3選]

Googleフォームのままでいい企業・乗り換えるべき企業

ここまで、Googleフォームの運用で直面する限界や、専用ツールのメリットなどを解説してきましたが、「自社が本当に今すぐ乗り換えるべきなのか」は迷うところですよね。 

そこで、現在のGoogleフォームの運用のままで良いのか、それともSalesforce連携ツールに乗り換えるべきなのか、その判断基準をまとめてみました。

■Googleフォーム運用で良い場合

以下のような運用をしている場合、今すぐSalesforce連携ツールに乗り換える必要はありません。現状の運用方法のままでも十分に回していくことができます。

  1. アンケートの実施頻度が少ない(年に数回程度など)
  2. 1回のアンケートで回収するデータが少ない(数件~数十件程度)
  3. 回答データをSalesforceのオブジェクトに紐づける必要がない
  4. 即時に顧客アプローチする必要がなく、CSV移行作業に負担を感じていない

■Salesforce連携ツールに乗り換えるべき場合

一方で、下記の項目が1つでも当てはまる場合、すでに現在の運用に限界が来ている可能性があります。早めにSalesforce連携ツールへの乗り換えを検討してみてください。

  1. アンケートを毎月、あるいは日常的に実施しており、データ移行工数が負担になっている
  2. アンケートの回答データをSalesforceにリアルタイムで反映したい
  3. 不満回答への即座のフォローなど、回答内容に応じた「即時アクション」が起こせる体制を作りたい
  4. CSV作業に負担を感じている、ヒューマンエラーを防ぎたい
  5. デザイン性やセキュリティ(ガバナンス)をしっかりと担保したい

あわせて読みたい:[アンケート業務を効率化するツールの選び方]

GoogleフォームのSalesforce連携に関するよくある質問(FAQ)

Q. Zapierなどの外部ツールを使ってGoogleフォームとSalesforceを連携させる際、追加のコストはかかりますか?

A. 回答数が少ないうちは無料枠で運用できますが、一定のデータ転送量(タスク数)を超えると外部ツール側で月額の有料プラン契約が必要になります。 また、Salesforce側でもAPIを利用するためのライセンス権限や、データ容量の追加コストが発生するケースがあるため、「完全無料」で大量のデータを長期間安定して運用するのは難しい点に注意が必要です。

Q. Googleフォーム連携でよくある「エラー(データが反映されない原因)」は何ですか?

A. 主に「Salesforce側の必須項目の入力漏れ」「文字数制限オーバー」「選択肢(ピックリスト)の表記ゆれによる不一致」です。 Googleフォーム側にはSalesforceのデータ構造をリアルタイムにチェックする機能がないため、ユーザーが入力した内容に1箇所でも不整合があると、Salesforce側でエラーとなりデータが弾かれてしまいます。最悪の場合、エラーが起きたことに気づかず、顧客の回答データが紛失するリスク(サイレントエラー)もあります。

Q. Googleフォームから専用の連携ツール(smile surveyなど)へ乗り換える最大のメリットは何ですか?

A. 「エラーによるデータ紛失リスクがゼロになること」と「マッピング(紐づけ)設定・メンテナンスの手間が激減すること」です。 連携専用に開発されたツールであれば、Salesforceの項目とアンケート設問をノーコードでダイレクトに紐づけられるだけでなく、万が一通信エラーが発生しても自動で再送(リトライ)する機能が備わっています。エラー監視に情シスやシステム担当者のリソースを割く必要がなくなるため、セキュリティと業務効率の双方において圧倒的なメリットがあります。

まとめ

Googleフォームは無料で手軽に使える優れたツールですが、ビジネスが大きくなるにつれてSalesforceの活用フェーズも進むため、どうしてもシステム上の限界にぶつかってしまいます。「無料で使えるから」と負担を感じつつも手作業で対応したり、エラー対応に時間を割いてしまっていては、本来注力すべき顧客アプローチにリソースを割くことができません。何よりリアルタイム通知を受け取れず、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまう可能性があるのは、企業にとっても大きな損失となるでしょう。

もし今使っているGoogleフォームに少しでも限界を感じたら、ぜひ乗り換えを検討してみてください。手作業から解放され、回答データをよりビジネスの成長へと繋げることができるはずです。

– Googleフォームからの乗り換えなら「smile survey」

また弊社のアンケートツール「smile survey(スマイルサーベイ)」なら、集まった回答データをSalesforce内の顧客情報へダイレクトに紐づけて一元管理できます。 またGoogleフォームのようにマウス操作だけで簡単にアンケートを作成できるため、難しいシステム構築やプログラミングの知識も必要ありません。導入したその日から誰でも簡単に運用をスタートできます。アンケートの作成からデータの格納までがすべて自動化されるため、いつものSalesforce画面を開くだけで、顧客の最新の声を瞬時に把握することが可能です。
「smile survey」では、すべての機能を定額でじっくり試せる30日間の無料トライアルをご用意しています。Googleフォームからの乗り換えでどれくらい業務が効率化し、顧客対応がスピーディーになるのか、ぜひ一度体感してみてください。