株式会社 日本マンパワーさま
日本マンパワーは、キャリア開発・人材開発・組織開発を中心とした教育研修サービスを提供する企業です。企業向けの研修や人材育成支援のほか、キャリアコンサルタント養成講座などの教育事業を展開し、働く人のキャリア形成や企業の人材育成を支援しています。
今回は、スマイルサーベイ導入の背景やその効果について、コンサルティング部の須田さまと中溝さまにお話を伺いました。
—— はじめに御社の事業内容についてご紹介をお願いいたします
須田さま:
日本マンパワーは1967年の創業以来、一貫してキャリア開発支援の専門機関として個人と企業の成長を支えるサービスを提供してきました。
主な事業としては企業向け教育研修、キャリアコンサルタントの養成、通信教育、キャリアカウンセリング、キャリアコンサルティングなど、国内主要拠点をベースに全国的なネットワークを形成し、いつでもどこでも皆様のお役に立てるサービスを提供しております。
—— 具体的な業務内容を教えてください
中溝さま:
私たちが所属しているのはコンサルティング部で、企業向けの人材開発や組織開発支援を行う3課体制です。チームは約20名で構成されています。
須田さま:
私たちは運営管理課に所属しており、研修の運営全般を担当しています。具体的には、講師のスケジュール管理や会場・教材の手配、研修終了後の講師料の支払いなどを行っています。また、他部門や講師と連携しながら研修の品質を支える役割も担っており、その一環として意識調査や多面評価などのサーベイ実施も行っています。

セキュリティ基準の高度化と運用コストの課題
セキュリティ強化をきっかけにツールを再検討
—— スマイルサーベイ導入前の課題は何でしたか?
中溝さま:
従来は、弊社向けに独自に作成したサーベイツールを使用していました。
しかし、総務省が公開しているASP・SaaSの安全性に関する情報開示指針や、IPAが公開しているWebアプリケーションセキュリティの実装・チェックリストなどへの対応を踏まえ、より強固なセキュリティ対策を行う必要があるという課題がありました。
多面評価など大規模運用で見えてきた課題
—— セキュリティ面に加えて、以前ご利用されていたアンケートシステムの運用面で感じていた課題はありますか?
須田さま:
従来使用していたツールは外部の協力会社に開発してもらったものだったため、サーベイの設問設定や回答者情報の更新などを行う際には、その都度外部へ依頼する必要がありました。そのため、自社でタイムリーに対応できない点に不便さを感じていました。
また、設問の文言修正などの細かな変更についても依頼・修正・確認といったやり取りが必要となり、そうしたプロセスが頻繁に発生していたため、運用面での時間的なロスが課題になっていました。
さらに、毎月の基本料金に加えてサーベイ実施の都度利用料が発生する仕組みだったため、コスト面も課題の一つでした。そうした背景から、コスト削減の観点で経営企画の担当部署から他社ツールの検討を提案されたこともあり、見直しを進めることになりました。
—— 今回候補に挙がったアンケートツールは何社ありましたか?
中溝さま:
今回のツール選定では、全部で5社ほどのサービスを比較・検討しました。その中で、回答者の識別や名前の差し込みといった機能について対応が難しいという回答をいただいたツールが複数ありました。例えば、回答依頼メールで回答者の名前を差し込むことはできても、回答時には回答者自身が名前を入力しないと識別できない仕組みのものもあり、多面評価の運用には適さないと感じました。
また、費用面が高いものもあり、機能とコストのバランスを踏まえて検討した結果、スマイルサーベイが適していると判断しました。
—— 比較をする中で特に重視された点はどこですか?
須田さま:
先ほど申し上げたセキュリティ面と費用面に加え、回答状況の確認ができること、また多面評価の結果作成のため回答者を識別できることを条件としていました。
さらに、弊社内の複数の担当者で1つのサーベイを管理できることも、ツール選定における必須条件としていました。
当初の課題は概ね解決

—— スマイルサーベイ導入の最終的な決定に至るまでの経緯を教えてください。
中溝さま:
ツール選定では、セキュリティや費用に加え、回答状況の確認や回答者の識別、複数担当者によるサーベイ管理といった条件を満たしているかを基準に比較を行いました。
重視していた条件を満たしていたことに加え、スマイルサーベイは初回のお問い合わせからご説明、テスト実施までの対応が他社と比べてスムーズかつ迅速であった点が印象的でした。さらに、社内の他部署で利用していた他社ツールと比較して費用面でも優位性があり、配信停止URLの削除が可能であるなど機能面も充実していたことから、導入を決定しました。
—— スマイルサーベイ導入後、どのような効果がありましたか?
須田さま:
先ほどお話ししたように、従来のツールは協力会社に依頼しないと更新できない仕組みでしたが、スマイルサーベイでは設問設定や回答者管理を自社で行えるため、協力会社に依頼していた期間を短縮することができました。
また、未回答者を自動抽出してリマインドメールを配信できる機能により、運用工数の大幅な削減を実現できました。
他にも疑問点があった際にもすぐにご回答いただけるほか、不具合をお伝えすると迅速に改善していただけるため、安心して利用できています。
—— 導入前後で御社の課題は解決できましたか?
また、必須条件として挙げていた回答状況の確認や、多面評価の結果作成に向けた回答者の識別、弊社内の複数の担当者で1つのサーベイを管理できる点についても、現在の運用で問題なく対応できるようになりました。
中溝さま:
当初抱えていた課題については、全体として約80%ほど解決できていると感じています。特に重視していたセキュリティ強化については、概ね達成できています。

さらなる利便性向上にも期待

—— 今後はどのような取り組みを検討されていますか?
須田さま:
現在は主に、研修やコンサルティングに連動した多面評価で活用しています。
今後はキャリア自律サーベイでの活用も検討しており、評価項目ごとに設定した係数をもとにスコアを自動算出し、回答結果から評価を迅速に確認できる仕組みの導入についても現在ご相談を進めています。
結果配信や情報発信、管理機能のさらなる充実に期待
—— 今後スマイルサーベイに期待することはありますか?
須田さま:
現在はサーベイ結果の配信について、別の配信ツールを使用しています。PDFで作成した結果表を個別にメールで送付したり、企業様のSharePointに配置したURLを個別に案内したりと、用途に応じてさまざまな方法で対応しています。
今後、マイページ機能などを活用し、結果配信までをスマイルサーベイ上で完結できるようになれば、さらに利便性が高まるのではないかと感じています。
また、アンケートだけでなく情報発信ツールとしても活用できるようになれば、さらに便利になると感じています。講師の方へ毎年お送りしている年賀状の配信にも別ツールを利用しており、現在はファイルの添付ができず文章のみとなっているため、イラストなどを添付したお知らせメールを配信できる機能にも期待しています。
さらに、現在はテスト配信や配信予約後のキャンセルなどを都度依頼していますが、これらを弊社内で対応できるようになれば、より運用しやすくなると思います。
加えて、現在は貴社にお願いしているCSSを用いたレイアウト変更についても、一般ユーザーが容易に行えるようになれば、より幅広い活用ができるのではないかと期待しています。

キャリア開発支援の専門機関として、企業向け研修や人材育成支援など幅広いサービスを提供されている株式会社日本マンパワーさま。セキュリティ基準の高度化や運用コストの見直しをきっかけにスマイルサーベイを導入いただき、設問設定や回答者管理を自社で行えるようになったことで、これまで外部へ依頼していた運用の効率化につながりました。現在は研修やコンサルティングと連動した多面評価で活用されており、今後はキャリア自律サーベイなど、さらなる活用拡大も検討されています。また、新たな機能への期待も寄せられており、今後のさらなる活用の広がりにも注目が集まります。須田さま、中溝さま、この度はご協力いただき誠にありがとうございました。
会社概要
| 社名 | 株式会社 日本マンパワー |
|---|---|
| 事業内容 | 企業向け教育・研修、キャリアコンサルタント養成、通信教育、人材評価、キャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)、人事コンサルティング、その他のキャリア形成支援の各事業 |
| 設立 | 1967年9月 |
| 従業員数 | 約240名( 2024年4月 現在 ) |
| URL | https://hr.nipponmanpower.co.jp/ |


